インデックスファンドの低コスト化が続いていることもあり少し横並びで見てどんな状況か整理してみました。
時々、状況を反映していこうかと思います。
運用コスト比較
まずシリーズ展開しているインデックスファンドについて各資産毎の信託報酬(税抜)を表にしてみました。
信託報酬(税抜)
ファンド | 株式 | 債券 | 不動産 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内 | 先進国 | 新興国 | 国内 | 先進国 | 新興国 | 国内 | 先進国 | 新興国 | |
iFree | 0.190% | 0.210% | 0.340% | 0.140% | 0.180% | 0.220% | 0.290% | 0.310% | - |
たわら | - | 0.225% | 0.495% | 0.150% | 0.200% | - | 0.300% | 0.350% | - |
ニッセイ | 0.180% | 0.200% | - | 0.145% | 0.170% | - | 0.250% | 0.270% | - |
eMAXIS | 0.400% | 0.600% | 0.600% | 0.400% | 0.600% | 0.600% | 0.400% | 0.600% | 0.600% |
SMT | 0.370% | 0.500% | 0.600% | 0.370% | 0.500% | 0.600% | 0.400% | 0.550% | 0.600% |
Funds-i | 0.400% | 0.550% | 0.600% | 0.400% | 0.550% | 0.600% | 0.400% | 0.550% | - |
後発のインデックスファンドシリーズのコストが低いことが目立ちます。
といってもどれも低コストなんですが並べてみると資産によっては結構な差があるようですね。
資産クラス毎に見ると、一部連動対象とする指数が異なるファンドもあります。
なお、国内株式はTOPIXでの比較となっています。
iFreeの国内債券は新発10年国債の利回りに応じて変動するとのことです。
信託財産留保額
一部のインデックスファンドには信託財産留保額が発生する資産もありますので参考までに確認しておきます。
ファンド | 株式 | 債券 | 不動産 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内 | 先進国 | 新興国 | 国内 | 先進国 | 新興国 | 国内 | 先進国 | 新興国 | |
たわら | - | なし | 0.30% | なし | なし | - | なし | なし | - |
SMT | 0.05% | 0.05% | 0.30% | 0.05% | 0.05% | 0.30% | 0.05% | 0.05% | 0.30% |
eMAXIS | なし | なし | 0.30% | なし | なし | 0.30% | 0.30% | 0.30% | 0.30% |
Funds-i | なし | なし | 0.30% | なし | なし | 0.30% | 0.30% | 0.30% | - |
トータルで見ると後発のインデックスファンドシリーズとのコスト差は結構大きく見えますね。
先発のインデックスファンドシリーズが今後どう対抗していくのか楽しみです。
インデックスファンドを選択する時については実質コストや純資産総額なども気にする必要がありますが長期でみるとコストに応じて純資産総額も増え実質コストが良くなるのではないかと思っています。
既存の保有ファンドを都度乗り換える必要があるかどうかというとまた難しい話ですが、その時々で良い選択をしていけば良いのかなと個人的には思っています。
しばらくはコスト競争が続くのかもしれませんので、チェックしていこうかと思っています。