タイトルが長くなりすぎるので少し省略してしまいました。
さて、以前に世界経済インデックスファンドの債券シフト型について記事にしたとき「またいつかそういうこともあるのかな」とボンヤリ思っていましたが、株式シフト型の基準価格が債券シフト型の基準価格を下回ったようです。
2014年10月17日以来、実に約300営業日ぶりということで記念に様子を見ておこうかと思います。
世界経済インデックスファンド
債券シフト型の時と同様ですが、世界経済インデックスファンドはGDP比により地域別の構成比率が変わる人気のバランスファンドです。
バランスファンドですがリート資産は含んでおらず、世界経済インデックスファンド(シフトなし)より株式比率が高い「株式シフト型」と債券比率が高い「債券シフト型」それぞれあります。
ちなみに「株式シフト型」は株式75%、債券25%で内訳は以下のようになっています。
国内株式 : 7.50%
先進国株式:41.25%
新興国株式:26.25%
国内債券 : 2.50%
先進国債券:13.75%
新興国債券: 8.75%
株式資産、特に先進国株式の比率が高いファンドとなっていますね。
信託報酬は0.55%(税抜)で世界経済インデックスファンド(シフトなし)や債券シフト型よりやや高めとなっています。
ちなみに本日時点での純資産総額は、
シフトなし :16,046百万
株式シフト型: 2,531百万
債券シフト型: 535百万
となっており、設定日が数年前の通常版はさておき債券シフト型と比べると人気になっています。
約300営業日ぶり
とりあえずどのような推移なのか株式シフト型と債券シフト型が設定された2013年11月を基準とした場合の基準価格推移イメージを作成してみました。
これでは分からないので今年入ってからの期間を切り取ってみます。
最近の株価下落の影響は大きく、基準価格の下落スピードも速い感じですね。
一時的なものなのかしばらくは下落傾向が続くのかは分かりませんが、心穏やかに様子をみていくのが良さそうです。
直近の株価下落で株式シフト型の下がり具合が目立っていますが、それを持って債券シフト型が良いという訳ではなく、それぞれリスク(変動幅)が異なる商品なんだということを理解しておくことが大事なんだろうなと思いました。
この水準からは債券シフト型より株式シフト型や無印の世界経済インデックスファンドの方が魅力的になってくるのかなとも思っているのですがどうなるでしょうかね。
ある程度、リスクが取れる状況であれば株式比率高めの「株式シフト型」を選択するのも良いかもしれません。
でも私はどちらかというと「債券シフト型」派だな。