eMAXISインデックスシリーズに米国・欧州・豪州と3つのリートインデックスファンドが1月29日から追加されるようです。
リートも国内ETFで購入するようになりつつありますが国別のリートなどは充実していないこともあり、少し内容を確認してみたいと思います。
ファンドの概要
新たに3つのファンドが追加設定されるようで、米国、欧州、豪州のそれぞれの国を対象としたリートインデックスファンドが追加されるようです。
連動を目指すベンチマークはそれぞれ以下、いずれも配当込み・円換算ベースとのこと。
米国:S&P米国REITインデックス
欧州:S&PヨーロッパREITインデックス
豪州:S&P/ASX 200 A-REITインデックス
コスト面では、
購入時手数料 :なし
信託財産留保額:なし
信託報酬 :0.6%(税抜)
信託期間 :無制限
となっているようです。
個別の先進国を対象したリートファンドは他にもありますが、豪州や欧州を対象とした低コストのインデックスファンドは無かったと思いますので、ちょっといいかもしれません。
ちなみに為替ヘッジなしのようですね。
先進国リートインデックスもありますが
eMAXISシリーズにも先進国リートインデックスファンドがあるのですが、組入国の比率を変えたい場合などには便利なファンドなんでしょうかね?
ちょっと気になるのが、今回の3つのファンドは先進国リートインデックスファンドと違い信託財産留保額が発生しないようです。
そのため先進国リートインデックスの国別比率を参考に、今回の3ファンドを購入すれば、似たようなリスク・リターンで若干コスト面もお得になるのかもしれません。
考えただけで面倒そうなのでオススメできないですけど。
米国や豪州については国内ETFでも投資できるのですが、欧州は無かったと思います。
実際の所、単一国でのリート資産の需要はどの程度あるんでしょうかね。
それぞれのファンドでパフォーマンスにどのような違いがあるのか、価格変動はどんな感じとなるのかなど時々みてみたいと思います。
にしてもeMAXISシリーズはファンドにより財産留保額があったりなかったりするのでどちらかに統一してくれないかなと思います。
早い話が"なし"になると嬉しいのですけどね。