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「ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)」が登場!ヘッジ付き債券ファンドが増えました


外国債券資産を少し買い足ししようかと考えていたところ「ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)」というファンドが新たに登場したようです。

ひとくふうシリーズということで今後シリーズ展開していくのかな?

簡単にコストなど確認しておこうかと思います。

ファンドの概要


てっきり外国債券を対象としているのかと思っていましたが日本を含む世界の国債を投資対象としているようですね。

目論見書からファンドの特色を引用しますと、

原則として、各国の国債を対象として安定的な収益の確保を図りつつ、中長期的な信託財産の成長を目指します。

とありました。

その他、いろいろ記載がありますが、


  • 為替ヘッジ後の期待収益の高い国債を抽出
  • リスク対比で魅力度の高い債券に絞り込み
  • 目標リスクの範囲で期待収益が高いポートフォリオを構築


という流れで運用を行うようですね。

SBI証券のサイトからコスト面を確認すると、

購入時手数料 :なし
信託財産留保額:なし
信託報酬   :0.27%(税込)
信託期間   :無期限

となっているようで、債券資産とはいえ低コストとなっていますが流石にSBI証券の「投信マイレージサービス」対象外のようです。

ポイントを気にする方は注意が必要でしょうか?

低コストのアクティブファンド


債券資産とはいってもひと手間かけて投資対象を絞り込みする割には低コストとなっているようです。

さらに為替ヘッジ付きということですが、先進国債券インデックスファンドの運用コストと比べても同等の水準となっているようですね。

債券資産の変動幅と比べ為替の変動幅は大きくなることが多いんだと思いますので、よりリスクを抑え低コストで海外債券へ投資を行いたい場合の選択肢としてなかなか良いファンドなのかもしれません。


株価などと同様に為替についても将来どうなるか予測することは困難だと思いますので「為替リスクを取らない」選択肢としてヘッジ付きの低コストファンドが今後増えてくるかもしれません。

債券資産などは「ひとくふう」の効果がどの程度出るのか分かりませんが、単純にインデックスファンドとコスト差が小さいのであれば投資対象として考えてみるのも良いかもしれませんね。

これからは為替水準によって為替ヘッジの有無を選んでいけるようになるのかもしれません。

まあ現在の為替水準だとヘッジ無しで良いような気もしていますが、最近の円高が今後どうなるか気にしつつヘッジ有無を選んでいこうかなと思っています。