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「三菱自動車(7211)」燃費不正問題の(個人的な)影響はどれくらいなんだろうか


三菱自動車の燃費偽装問題が騒ぎになっています。

株価も年初からみると半値くらいになっているようで株主も大変だよなあと思ってたんですが、自分もインデックスファンドで間接的に保有してるんだろうと思い、どの程度の影響を受けたんだろうかとちょっと確認してみることにしました。

「三菱自動車(7211)」の株価


まず年初からの株価の推移をちょっと確認しておきます。

不正が発覚した4月下旬に大きく下落していますが年初からダダ下がりという状況です。

本日時点での株価は541と、年初来高値の1,043から約50%の下落となっています。

株式投資は自己責任の原則ということですが、意図的な不正だといわれている事を考えるとちょっとしんどい感じですね。

どれくらい保有しているんだろうか


「三菱自動車(7211)」ですが調べた所、TOPIXや日経平均、JPX400など主要な指数で漏れ無く構成銘柄となっています。

自分の場合は日経平均株価やJPX400に連動するインデックスファンドは現在保有していないのですがTOPIXの連動するファンドはいくつか保有しています。

ちなみに初期に無節操に購入したいくつかのバランスファンドを中心に以下の4つのTOPIXを含むファンドを保有しています。

  • ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • eMAXISバランス(8資産均等型)
  • SMTインデックスバランス・オープン
  • 世界経済インデックスF(債券シフト型)

ここでJPXのサイトを確認すると4月末時点のTOPIXに占める「三菱自動車(7211)」のウェイトは「0.0898%」ということなのでちょっと計算してみたところ


・・・1株分にも満たないという状況でした。

国内株式資産の比率が少ないバランスファンドが多いとはいえ幅広く分散することで、特定銘柄の影響を低く抑える事が出来るということなんでしょう。

まあ総額が少ないという話もあるのですが。


リスク資産における国内株式資産の比率は35%とそこそこ高いので意外な気もしたんですが、大部分が「野村日本株高配当70[ETF:1577]」だったため今回の不正問題の影響は殆ど受けていない格好でした。

逆に言うと「野村日本株高配当70[ETF:1577]」の構成銘柄で今回のような問題が発覚すると少し影響を受けるのかもしれません。

株主にとっては今回の出来事は事故みたいなモノですが幅広く分散して、これからも巻き込まれないようにしないといけないなと思いました。

実際は関連会社や業界そのものへのダメージを考えるとバカにならない影響があるんだと思いますし、こういった不正はナシにして貰いたいものです。