自分の場合、資産運用は老後資金の確保を目的に行っているんですが目安として一体どれくらい確保すれば良いのだろうかとボンヤリと考えていました。
まあ個人差が大きいだろうけど「資産運用 シミュレーション」のようなキーワードで検索するといくつかのシミュレーションサイトがあったのでそれぞれ試してみることにしました。
結論としては、見通しがどうにも難しいなという感じです。
収入と支出と期間
老後資金を簡易にシミュレートするサイトはいろいろあるんですが基本的にはどれも同じで「老後の収入」、「老後の支出」、「老後の期間」を入力することで老後資金の目安が確認できるようですね。
主な「収入」項目については、
- 年金
- 労働収入(再就職や配偶者の収入含む)
- 退職金
- 生活費
- 臨時支出(学費・旅費など)
- 負債(ローン返済額)
結局、[(収入ー支出)×年数]が必要資金と、ごく当たり前な結果となっているんですが各項目の見込みって難しいなという印象を受けました。
20、30年先のお話し
老後資金を単純に考えると[(収入ー支出)×年数]のようになりそうですが、このうちの「収入」については20,30年先どのような状況になるのかちょっと分からない感じです。
結局「収入」は年金と退職金が中心となるんだろうけど、あまりに先だと見通しが難しいですね。
また老後の「年数」も見通しが立てづらい。
退職時期や平均寿命または健康寿命などから設定するんでしょうけど、収支が均衡している状態でないと「年数」の影響がとても大きくなってくるんでしょうね。
いろいろ考えると少し憂鬱になる項目なので60歳(定年)~80歳(平均寿命)の20年で仮置きしとくのが良いのかもしれません。
唯一、「支出」は見通しが立てやすいのかな?
「支出」は生活費と負債が大きなウェイトを占めそうですが、老後を迎えるまでに調整しやすい項目なので老後資金が不安な場合は、ここを見直すのがよさそうですね。
ちなみに平成25年の総務省「家計調査」をもとにした高齢夫婦無職世帯の生活費(月額)の目安は”24万3千円”とのこと。
個人的にはちょっと多くないか?と思ったのですが目安としてはこんなものらしい。
「交際費・その他」が約16万2千円となっており、近頃の高齢者はリアルが充実しているのか?との印象を受けました。
見通しが立てづらい項目が多いものの適当にシミュレーションしてみたところ約4000万くらい必要との結果になりました。(気持ち控えめな生活)
やっぱりこれくらいは必要なのかとシンミリしつつも、当面の目標額の目安としておこうと思います。
本当はこの辺の目標額を踏まえ、リスク資産の比率を含めた投資方針を考える必要があるんでしょうけどね。
結局、物価上昇率を含めて年を重ねることでより具体的になっていく部分が多いので数年に1回くらいは確認してみるのがいいのかもしれないなと思っております。
これはもうちょっとマジメに考えておかないといけないな。