ちょっと前からSBIネット証券のトップページで「ベタイン」というファンドを見かけるようになりました。
”マイナス金利対策”とか”リスクとコストを抑える”やら”英知を結集”など書かれているのですがどんなファンドでしょうか。
ファンドの概要
6/7から新規募集開始とのことで、目論見書があったので少し見てみることに。
ファンドの特色としては、
- 日系企業が発行する社債等に投資
- 格付けがA格相当以上が対象
- 原則として為替ヘッジを行う
らしく、細かく見ると「劣後債を含む」とか「母体企業の格付けを含む」などとも書かれていますがどうも為替ヘッジ付きの債券ファンドのようです。
「ベタイン」は愛称で「SBI-PIMCO ジャパン・ベターインカム・ファンド」というのが正式名称の模様。
またSBI証券のサイトからコスト面を確認すると、
購入時手数料 :なし(インターネットコース)
信託財産留保額:なし
信託報酬 :0.572%程度
信託期間 :平成38年6月29日まで
となっているようで、信託期間が設定されているようです。
ちなみに「投信マイレージサービス」の対象外のようですね。
これはなんでだろうか。
日系企業の外貨建て社債に投資
SBIネット証券の特集ページを見てみると、こだわりとして国内有名企業の外貨建て社債に投資している事が書かれていました。
具体的には「日産自動車」や「三菱商事」、「オリックス」などが上げられていますがこれら企業の外貨建て社債が投資対象のようですね。
業種別構成比のイメージなどを見てみるとちょっと金融関係の業種比率が高いように感じますが、さまざまな業種に分散されているようです。
あえて日系企業の外貨建て社債に為替ヘッジ付きで投資するというこだわりようですが、需要が結構あるのかな。
そこそこ人気になるんでしょうかね。
略称からはどんな商品かさっぱり分からなかったのですが結局は債券ファンドということのようです。
日系企業に外貨建てで投資するというのはどこまで需要があるのか良くわからないのですが人気になるのでしょうかね?
「ベタイン」には力を入れているのか50万円以上購入した場合、現金プレゼントのキャンペーンも開催されているようです。
「SBIグループとPIMCO社がタッグを組んだ待望の第1号ファンド」と書かれているので、第2号・第3号と続くのかもしれませんね。
さて第2号はどんなファンドが設定されるのだろうか。
外国債券は為替の影響が大きい...
最近はヘッジ有りの債券が増えてます
債券といっても色々とあるようですね