国内ETFを購入する際は手数料を低く抑えたい所ですがカブドットコム証券では対象銘柄について手数料が無料となる「フリーETF」というサービスがあります。
カブドットコム証券のサイトにて、7月4日(予定)から新たにフリーETFに2銘柄追加されるというお知らせがあったのでどの銘柄が新たにフリーETFの対象となるのか確認してみました。
フリーETF
「フリーETF」の特徴ですが、対象銘柄について現物でも信用でも電話での注文でも売買手数料が無料になるというサービスですね。
対象銘柄が13銘柄だったので、今回2銘柄追加され合計15銘柄がフリーETFの対象銘柄となることになります。
15銘柄というと結構幅広い資産クラスをカバーしているのかなと思ったりしますが、国内株式を対象としたETFが中心となっています。
個人的には以下の国内ETFをまとめて購入する際には「フリーETF」を活用しています。
- MAXIS トピックス上場投信(ETF:1348)
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(ETF:1550)
- SPDRR S&P500R ETF(ETF:1557)
- MXS Jリート(ETF:1597)
他にも「VIX短期先物指数(ETF:1552)」や「MAXISトピックスリスクコントロール」などちょっと特殊なETFもフリーETFの対象となっていますね。
いずれにせよ売買代金に関わらず手数料が無料というのは結構魅力的だと思いますが、今回新たに2銘柄追加されることということのようです。
新たにフリーETFに追加される2銘柄
さてどの2銘柄が追加されたんだろうと思い確認してみたところ以最近登場した以下の2銘柄が追加されるようです。
・上場高配当低ボラ(ETF:1460)
・MXS J積極投資(ETF:1485)
1つ目は略称だとピンと来ないのですが正式名称は「MAXIS JAPANクオリティ150上場投信」でして高ROEの企業を対象に投資を行うETFになります。
2つ目は設備投資や人材投資に積極的な企業を対象としたETFで「賃上げETF」などと呼ばれているんでしょうかね、6月末に登場したばかりのETFです。
いずれも信託報酬が低い(年率0.2%台)上にフリーETF対象なら売買手数料が無料、特に「上場高配当低ボラ(ETF:1460)」なんかはちょっと興味があるんですが、ちょっと出来高が無さすぎるんですよね。
現時点では出来高1桁台が続いている状況で、まとまった額を売買するのは少し厳しそうな感じです。
新たに「フリーETF」対象となる事で出来高が増加していくかもしれず、その時は「上場高配当低ボラ(ETF:1460)」は投資対象として再考してみようかなと思っています。
対象銘柄の売買手数料が無料となるカブドットコム証券の「フリーETF」ですが、もう少し幅と出来高が増えていけば国内ETFの売買はカブドットコム証券に集約することになりそうです。
現在、国内ETFの売買は松井証券でポチポチ行っているんですが、こちらの場合は1日あたり10万円までは売買手数料が無料となるんで重宝しているんですよね。
今のところ使い分けているものの、いつかは証券口座も集約したくなると思うのでフリーETFの拡充には期待したいと思っています。
少額の売買だと手数料がバカにならないんですよね。