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太陽光発電投資の証券化は進むんでしょうかね


どうにも暑い日が続いているんですが巷には太陽光を活用した太陽光発電投資なるものがあるようです。

「10%を超える高利回り」、「長期間の安定収入」など夢のような話なんですが大きなリターンには大きなリスクが付き物なんだろうということで太陽光発電投資についてちょっと確認してみました。

太陽光発電投資!


早い話がソーラーパネルを設置し、発電した電気を売却し収入を得るという投資方法のようですね。

とりあえず発電設備と太陽さえあれば収入の元となる電気を生み出すので、売電価格と設備を維持するコストの差が運用利益となるという訳です。

太陽光発電投資のメリットとしては、原則として20年間電力会社に一定の価格で電力を売却できる点で、空き室が発生する可能性のある不動産投資と比べメリットとして語られる事が多いようです。

20年間というとても長い期間、安定して買い取って貰えるのは安定という意味ではたしかに良いのかもしれませんが、インフレには弱いのかもしれません。

ただ買い取り価格が固定だとすると、天候には左右されるものの比較的利回りが予測できそうなので「10%を超える高利回り」というのにも裏付けがありそうですね。

税制面でもメリットがあるようですし本当に高利回りなのかもしれません。

ハイリターンはハイリスク(の筈)


高い利回りという事は高いリスクを伴う筈なのですがどんなリスクがあるんだろうかと少し調べたところ良く挙げられている主なリスクやデメリットとしては以下のようなものがありました。

  • 初期費用が高額
  • 設置場所(土地)が必要
  • 設備メンテナンス費用が発生
  • 天候に左右される

こうしてみると「天候」意外は不動産投資とあまり変わらないような印象も受けます。

「天候」によりそんなに発電量が変わるのか?とちょっと調べてみた所、快晴時の発電量を100%とした場合、曇天時は50%程度、雨天時は15%程度になるらしいです。

くもりの日は収入が半減、雨の日は約7割減となるとこれは確かにハイリスクだなあと納得しました。

実際の投資に当たっては良い立地、良い業者を選択する事が重要となりそうですが、やはり高い利回りには高いリスクが伴うのかもしれませんね。


初期費用が高額のため気軽に投資という訳にもいかないのですがREITのように小口化され広く浸透していれば自分も太陽光発電投資をしていたかもしれません。

それなりのリスクはあるんでしょうけど、再生可能エネルギーかつ高利回りという事である程度の需要はあるようにも思いますが今後証券化は進むんでしょうかね。

まあ実際に投資するとなると狭い国内より広い海外の日照時間が長い地域が良さそうなんですが、そうすると為替の影響を受けるので為替ヘッジ型などが適しているのかもしれません。

とまあ、妙な事を考えてしまうくらい暑いです。

ローリスクハイリターンというのは無さそうです
太陽光発電用途のREITとかできないんだろうか
エネルギー関連のETFはあるようですね

太陽がくれる利益