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為替レートが不安定なときは為替ヘッジ型を選択するのがいいんだろうか?

海外資産へ投資を行うと為替の影響をうけるんですが為替レートは日々変動してしまいます。

ここ数年でも円安になったり円高になったりと変動が大きいのですがどれくらい影響をうけているのか改めて簡単にチェックすることにしました。

為替の影響は結構大きい


何で比較するのが良いだろうかというところですが株式資産よりは変動が少ない海外債券で簡単に比較することに。

Fund-iシリーズから「Fund-i 外国債券」の為替ヘッジなしと為替ヘッジありあったのでこちらで見てみる事にしました。

とりあえず2013/09頃からのそれぞれの基準価格推移とドル円の推移についてグラフイメージにすることに。

期間的にドル円のレートが円安に推移した後、円高に進んでいてヘッジ有りと無しの差が多少は分かりやすい感じかもしれません。

こうしてみると外国債券の為替ヘッジ有りでは緩やかに上昇していて債券らしいというか、なかなか良い感じで基準価格が推移しているようです。

一方為替ヘッジなしの場合はほぼドル円の推移に近い形で推移しており、こうなってしまうと外国債券に投資しているというよりはドル円に投資しているような気さえしてしまいます。

ついでにヘッジ有りと無しの差の部分とドル円の推移イメージもグラフイメージに。

2015年初が若干連動してないようにも見えますが「Fund-i 外国債券」の投資対象は米国債券だけでもないのでこんなものなのかもしれません。

この期間で相関係数を確認してみると0.8くらいということでほぼ同じ推移となっている感じですかね。

しかし為替ヘッジありとなしで結構違うものです。


外国債券資産については為替リスクを負う割に期待リターンが少ないと言われる事もありますが、ヘッジ無しの場合はほぼドル円と同じ動きになっている感じですね。

ヘッジ有りと無しでどちらが優れているという話でもなく運用コストも違ってたりとどちらが良いかは一概に言えないんですが、どっちを選択するかで全く違った運用結果になるという事なんでしょう。

まあどちらも選ばないとか両方選ぶとかの選択肢もあるんでしょうけど、今のところ自分はヘッジ無しを選択しています。

為替ヘッジありのファンドも増えてます
外国債券は不要なんだろうか?