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「ニッセイ外国株式インデックスファンド」がおかしな動きをしていたらしい?

米大統領選が終わってからというのも国内も海外も株価が上昇しているようですが、そんな中で「ニッセイ外国株式インデックスファンド」のベンチマークと運用実績の乖離が話題となっていたようです。

臨時レポート(PDF)」という形で原因が公表されましたが、こういうのにすぐ気が付く人もいるんですね。

少し今更感があるんですが、若干保有している事もあり原因などを見てみる事にしました。

ベンチマークから乖離する要因アレコレ


ニッセイアセットマネジメントさんのサイトで今回の「ベンチマークと運用実績の乖離」に関するレポートが公表されていたので中身をみてみました。

レポートでは直近の乖離幅とベンチマークと運用実績が乖離する要因の大きく2点について書かれているようですね。

今回話題になった乖離幅ですが11月は11/11までの期間で0.21%ベンチマークより下回っているということです。

ベンチマークとの差異は毎月多少はあるようですが、今回はこの差がとても大きいということで注目されているようですね。まあ確かに大きい差ですが。

で、問題の要因についてですがベンチマークと運用実績が乖離する主な要因として以下の4つがあげられています。
  1. ベンチマークとファンドの資産組入比率の差異
  2. ファンドの追加設定、解約の伴う組入比率の変動
  3. 追加設定、解約時の取得・売却為替と評価為替の差異
  4. 投資対象資産の売買の伴う費用

正直、まあそんなものなのかという印象なんですが今回の場合は為替が大きく変動したことにより発生したということのようです。

為替の急激な変動はこんなところにも影響が出ていたようですね。

他と比べると?


インデックスファンドとしてはベンチマークとの差は少ないほど良いんだろうと思いますが、じゃあ他のファンドと比べてみるとどうなんだろうかと少し確認してみることに。

同指数に連動することを目標とする2ファンドとここ1年近くの価格推移イメージを比べてみることに。

 厳密には配当を含むファンドとそうでないものもあるんですが、1年もの期間があると少しは差が出ているんでしょうかね?

ついでに最後の数日だけ拡大してみるとこんな感じに。


まあ差があるといえばあるんですかね?

10年、20年もの長い期間投資活動を行うと考えるとこういった小さな差の積み重ねが大きな違いになるという事なんでしょうけど、インデックスファンドでの運用とはいえ日々基準価格の推移をチェックしている人は多いんでしょうかね?

そう考えるとやっぱり自分なんかはテキトーすぎるなと思うのですが、案外それくらいでちょうど良いんじゃないかなと思ったりしました。

とりあえず少額とはいえ保有しているので原因が分かってスッキリした感じです。