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人工知能が選んだ人工知能関連企業の株価指数って

様々な分野で人工知能の利用が進んでいるんですが、人工知能を利用した株価指数が登場するようです。

AIがAI銘柄を選別 野村証券が新指数、ETFも

来年1月から算出と、もう間もなくといった感じですが「人工知能(AI)を使いAIビジネス関連企業を選別する」ということで注目を集めそうですね。

こんな所まで人工知能という感じになってきました。

人工知能が銘柄を選別


とりあえず人工知能を使ってどういう銘柄を選択するかという事が気になる所ですが元記事を見た所、新聞や雑誌などからAI関連キーワードを抽出し組入れ銘柄を探すという事のようです。

組入れ銘柄を元に新しい株価指数を算出するということですが、元記事から一部引用しますと、
新指数名は「野村AIビジネス70」。国内株式から中小型株も含む70銘柄を組み入れ、構成銘柄は年に1度、12月に見直す。調査の対象となる銘柄は関連記事数や公表時期などによって「AI関連度合い」が数値化され、その上位銘柄が組み入れ対象となる。
ということですが新指数に関するニュースリリース資料などを見ると、マスメディアを通して報道された企業を対象にした等金額型の指数とのことです。

構成銘柄の見直しは年1回ということですが、人工知能関連ビジネスということである程度の構成銘柄が入れ替わるのかもしれません。

試算では良いパフォーマンスとのこと


試算については参考程度になるのかと思いますが、2002年11月からの資産ではTOPIXのパフォーマンスを累計で50%超上回っているとのことです。

2002年11月末のTOPIXは892だったようでTOPIXも十分に上昇しているのですが、TOPIXよりさらに50%も上回っているということでなかなかのパフォーマンスとなっていますね。

ただ人工知能の市場規模の拡大に見合っているのか、ちょっと分からない感じですかね?

とりあえず人工知能関連ビジネスは今後さらに拡大していくと思うし、国内ETFの上場も予定しているようなので少し期待しておきましょう。

AI関連銘柄に投資するというと「グローバルAIファンド」などが人気となっているようですが、銘柄選定まで人工知能が行った指数が登場してしまうんですね。

年度内にも新指数「野村AIビジネス70」に連動する国内ETFが上場する見込みのようで、構成銘柄もそうですが新たなETFも楽しみにしておこうと思います。

しかしこの指数も構成銘柄が70なんですね。70も分散すれば十分な分散効果が期待できるという事なんだろうかと思ってしまいました。