今月末に「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」という高配当のインデックスファンドが新たに設定されるようです。
先進国株式は現在「iS米国高配当株(ETF:1589)」を中心に売買していますが主要ネット証券で海外ETFの手数料が下がってきたことから、主に出来高の面で今後どうしようかと考えていた所でした。
丁度良いタイミングかもしれず簡単に概要を見ておくことにしました。
しかし貴族って。
「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」について
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン
とりあえずEDINETを見てみた所「S&P500配当貴族指数(税引後配当込、円換算ペース」に連動することを目指すインデックスファンドという事です。
基本は、25年以上連続して増配している銘柄を対象に最低40銘柄で構成される指数とのことで、条件に合う銘柄数が40を下回った場合は配当利回りの高い銘柄を採用するようですね。
EDINETでは販売会社として主要ネット証券が確認できませんでしたがSMTシリーズという事でそのうち販売されるんじゃないかと思っています。
コスト面は、信託報酬が0.594%(税込)、解約手数料や信託財産留保額は無しのようですね。
信託期間は無期限となっているのでこちらも特に問題なさそうです。
悩ましい信託報酬の水準
特別高いという訳でもないのですが、信託報酬が0.594%(税込)というのが少し悩ましいですね。
中身が違うので比べても意味ないのですが、現在売買している「iS米国高配当株(ETF:1589)」が0.12%と考えると流動性の不安が無くなる変わりに運用コストが少し高くなってしまいます。
また米国株式だけということを考えると信託報酬が若干高くなるものの「たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略」も捨てがたい感じでしょうか。
まあS&P500 配当貴族指数に連動という意味では「米国配当貴族ETN(ETN:2044)」と比べると低コストなんですけどね。
まあ米国株式は直ぐに買い足すという状況でもなさそうなので少し扱いを考えてみようかと思います。
ちなみにS&P500 配当貴族指数への連動を目指す「米国配当貴族ETN(ETN:2044)」のチャートイメージは以下のような感じに。
割と安定してるような印象でしょうか?
そのうち設定されるだろうかと期待していた海外株式の高配当インデックスファンドですが、どうやらSMTシリーズから登場するようです。
同日に「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」という国内株式を対象としたインデックスファンドも設定されるようですが、国内株式については当面「高配当70(ETF:1577)」などの国内ETFで売買していこうかと考えています。
高配当戦略は長期投資と相性が良さそうなのでもしかすると人気になるかもしれないな、と思いました。
たわらシリーズの高配当ファンドも
海外ETFの手数料も下がって来ています
時々買ってる「iS米国高配当株(ETF:1589)」